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執筆者の写真Keita Okuhira

日本一周の船旅を終えて

日本一周の船旅を終えました。

"旅をする理由"って何だろう。


日本一周の船旅を終え、 帰路に着いています。

子ども担当スタッフとしての船旅。


子どもたちのために 伝えられることは全て伝えたいと 必死に駆け抜けた20日間でしたが、


逆に、 多くのことを伝えられたのは 僕の方でした。そこは海の上の学校。


授業をつくる楽しさ、 子どもたちの反応、 子どもに向かっていくワクワク感、

その瞬間、 その空間、

その空気の中にある 高揚感とあたたかさ。


それは僕にとって、 アーティストにとってのLIVEのように、

この世界に朝陽がのぼり、 夕陽が沈む瞬間のように、

尊い。


それに気づかせてくれたのは、 ひたむきな子どもたちの美しいまなざしでした。


そして、 今回の旅でもWEBの仕事に挑戦させてもらえることになり、

思いがけずカメラと筆を握ることとなりました。

九州から北海道まで、 船でぐるりと回って眺める日本。


世界を覗いてきたファインダーから 今度は日本に目を凝らし、言葉を紡ぐ。


日本の美しさを再発見する旅であり、

つまりは、僕の知らない、 「ニホン」というひとつの島を 旅した20日間でした。


自分の心の真ん中と そっと、腹を割って話ができる。


それが僕にとっての "旅をする理由"なのかもしれません。

 

洋上の学校

20日間、

旅しながら、学ぶ。


子どもたちは

感情をゆさぶる景色と出会い、

ともに旅をする仲間と出会い、


そして、

一番の驚きをもって出会うだろう、

まだ見ぬ自分と。

個性あふれる素敵な先生たち。

 

感謝をこめて

25歳になりました。

久しぶりに全身ゾクっとする トリハダを信じて 決断した旅。

冷静に、 ゲストハウスが大切な時期だったので 諦めそうになったけれども、

本当に挑戦してよかった。

自分の直感を信じないで 何を信じるんだ。

この旅で見つけたたくさんの宝物が 素晴らしい誕生日プレゼントでした。

これからも、 出会う人に感謝をしながら、

死ぬまで、 チャレンジャーでいます。

出会ったすべての人、 すべての感動に、 そして、 日本から支えてくれた人に

心から感謝を込めて。

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