top of page
執筆者の写真Keita Okuhira

南半球をめぐる地球一周の船旅で感じたこと

更新日:2020年3月14日

ただいま、日本

地球3周目の旅を終え、 先日帰国。北海道に帰ってきました。


カメラマン、ライター、 そして、ひとりの人間として、 たくさんのことを学ぶ旅になりました。


南半球の風に吹かれ、 人と出会い、

自分の中に、 旅に出る前よりも、 やわらかな“自分”がいるように思います。


今、この瞬間にも、

マダガスカルでは子どもたちが歌い、 アフリカの大地をキリンが歩き、 アルゼンチンでは踊っている人がいて、 イースター島のモアイは風に吹かれ、 ボラボラ島の海は透き通っています。

今、この瞬間にも。


そう考えるだけで 僕の毎日は、僕の人生は、 どれだけの広がりを持つだろう。

どれだけのワクワクがあるだろう。


お金があるかないかは 本当の豊かさとは関係ないし、

億人億色の価値観があって それがもう、どんなに素晴らしいことなのか、

今ははっきりと言えます。


有難う。

旅で出会ったすべての人に。 旅で出会ったすべての景色に。 旅で出会ったすべての感情に。 支えてくれたすべての人に。

心から感謝を込めて。

 

南半球の魅力

世界2周、30カ国を旅して 少しは、

知ったつもりになっていたけれど、 いやいや、まいった、 世界は広いな。

砂漠、火山、氷河、 言葉も出ないほどの壮大な自然、

アフリカ、南米、南の島々、 シンプルに、そして心豊かに暮らす人々、

価値観、常識、 一瞬でぶっ壊されてしまいました。

すーっと、 心の窓をひらいてみつめる世界は 本当に美しかった…

“ひとつの命としての地球” そんなスケールでながれる 悠久の時の中で、

無色透明のシンプルな自分に 出会うことができました。

大切なものを 大切にして 生きていけばいい。

南半球には

そんなことを気づかせてくれる

あたたかさと大きさがあります。

 

カメラマンとしての地球2周目

写真を撮り、 航海日誌を綴る。 数え切れないほどの 素晴らしい瞬間、素晴らしい言葉と 出会わせてもらいました。

もちろん、技術も知識も磨き、 自信をつけることができました。

しかし、同時に、 自分に足りないもの、 まだまだ成長できる部分が明確になりました。

カメラの腕も、文章の腕も、

僕はポケモンで例えるなら、 そう、レベル6くらい。

はじめの草むらを

やっと抜けたあたりです。

これから気の遠くなるような 旅路が待っています。

でも、いいんだ。

本当に楽しいのは ここからだから。

カメラマンとして

地球を2周して気が済んだ?

いいや、 まだまだ撮り足りないんだ。

 

100回クルーズダイジェスト



閲覧数:37回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentários


bottom of page