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【第二回チャリティーコンサートを終えて】

執筆者の写真: Keita OkuhiraKeita Okuhira

【DAY.1江別 眞願寺】



チャリティーコンサート"やらない善より"

早いものでコンサートからもうすぐ1ヶ月。2日間をふりかえります。



1日目の来場者さまは約50名。

本日集まった募金は14万4668円でした。


アンビシャスファームさんのマルシェの売り上げ


なかにしりくさんのCD販売


髙橋啓子さんのCD販売


すべての売り上げも全額

義援金として寄付してくださいました。

心より感謝申し上げます。



リハに、挨拶、出演に、PA、

プロジェクターや撮影機材のセッティング、僕は途中で頭がパンクしました。


それを助けてくれたのが何でも気がついてくれるボランティアスタッフのみなさん


とにかく温かくて

丁寧な眞願寺のみなさん、


寒い駐車場の誘導など

進んでやってくれた幼馴染、シン・エベツのメンバー、


そして、一緒にセッティングやPAまで

やってくれた出演者のみなさん、

とにかく温かい会場のみなさんでした。



僕は本当に自分ひとりでは

何も成し遂げられないけれど

まわりの人たちのおかげで

今の僕があるのだと

今日も感謝で胸がいっぱいでした。



チャリティーマルシェ!

アンビの皆さんの笑顔が最高でした。



会場に来て一番最初に目にするあの場所でとびきりの笑顔でみんなを迎えてくださったから


今日の温かい日がありました。



出演者のみなさんの演奏も

心にじーんときました。

何か普段よりギアをひとつあげて

温かい気持ちいっぱいでライブをやってくれているのだと伝わりました。



一周忌の法要としてお勤めをしてくれたのは幼稚園からの幼馴染の郭成でした。


幼稚園からのともだち
幼稚園からのともだち

立派な読経とお言葉が

涙が出るくらい嬉しかったです。


幼稚園のとき「友達になろう!と

啓太に声をかけました」というエピソードまで話してくれました。


思えば僕はとても内気な性格で

ひとりで遊ぶのが好きな子でした。



元気いっぱいな郭成が

差し伸べてくれた手のおかげで、

僕は誰かと関わることの楽しさや

外の世界のワクワク、

何も考えずに自分の好きなことを

夢中で話せる友達がいる喜びを

知ることができたのだと思います。



そして、

それから今日まで出会ったたくさんの方が今日の会場にいました。


その人たちがこんなに温かいから

僕は今も「人と関わるのが好き」で

居続けられているのだと、


気がつくことができた大切な日でした。


北海道新聞江別版にも。
北海道新聞江別版にも。

【DAY.2 札幌 北海寺】



江別からアツアツのバトンをつなぎ

アドレナリン全開で迎えたDAY2札幌!



北海寺さんの一日にして成らぬ

日々の優しさの積み重ねがそのまま

コンサートの温かさになっていました。



2日目も約50名の方が来場してくださり、13万2222円の義援金が集まりました。


感謝の想いと背負った責任感に

背筋が伸びています。


心をこめて届けることを約束します。



本日もチャリティーマルシェとして

髙橋啓子様のCD売り上げ



Babys-breath Candle様の売り上げ、

全額を寄付してくださいました。


キャンドル作家の山内さんとはホームページ制作からのご縁がありましたので、

いかに丁寧に時間をかけてキャンドルを作っているのか知っていました。



明らかに桁がひとつ足りない


「300円以上の募金でいくつでもお持ち帰りください」という優しすぎるマルシェに、


僕は心配になくらいでしたが、


優しさや思いやり、丁寧さって

伝染するのですね。


みんながみんなのことを考えて

はじめから終わりまでずっと

優しいやりとりが続いていましたね。


母さんこと髙橋啓子さんも

CDを買ってもらう度に「いいんですか!!」と飛び跳ねて喜んでいて、


改めてCDをつくるお手伝いができたことを僕も幸せに感じていました。



"鐘の音、お経、音楽、

音には人々の心や苦しみを

安らかにする力がある"


住職の観樹さんの冒頭の御挨拶そのままに心安らか、ゆりかごに揺られているような心地よい音楽のひとときでした。




出演してくださったアーティストの皆様

全員が圧巻のパフォーマンスで、

何度もこっそり泣いていました。



歌い出せば

風に舞う桜の花びらのように

またたく間に過ぎてゆく幸せな時間でした。



ラスト一曲、歌いながら

最後のフレーズが近づいているのを感じてどうかこの瞬間がいつまでも続いてほしいと、


終わって欲しくない、

そんな気持ちで胸がいっぱいでした。



指先の感覚、ゆれるキャンドルの灯り、

観客の手拍子、線香のにおい、

心臓が揺れる。


すべての感覚が満ちて

すーっとまわりが静かに、

スローモーションになる感覚がありました。


こんな幸福な没入感は初めてで

その正体は何なのか歌いながら考えていました。


夢に見たような

「これがつくりたかった景色だ...」

とすぐにわかりました。


愛する音楽と、愛する人と、

心いっぱいの幸せを届けたい。


前を向いて歩いている被災地の方に

勇気をもらった僕らです。


悲しみに暮れるよりも

とびきりの幸福感をメロディにのせて

被災地まで届けたい。


言葉では説明できない、

シンプルではない感情。


きゅうっとなった後の心を

まるっとふわっとぽかっとした優しさで

包み込んだような...



音楽ならば、

音楽だから、

みんなで同じ気持ちを分かち合い、

ひとつにできると思いました。


手拍子が揃って、

みんながとびきりに楽しそう。


僕ひとりではとても見ることができない

夢と見間違うような幸福なコンサートを

一緒につくってくださり、本当にありがとうございました。




「来年はもっと手伝いたい」


「あなただから力になりたいと思った」


「初めてのボランティアがこのコンサートでよかったです!」


「会いたかったあの人にコンサートのご縁があったから会えました」


そんな嬉しい言葉があったから

たくさん力をもらって最後まで走り切ることができました。


温かいみなさん、ボランティアスタッフの仲間たちに感謝です。



被災地への応援メッセージも温かい言葉が集まりました。



「1日でも早く平穏な日常が戻ることを心から祈っております」


「1日1日を笑顔で過ごせますように」


「みなさんの明日がいい日になりますように」


「愛」


「小さなことから笑顔に楽しく過ごせるように願っています」


「みんな仲間だ!!」


「想いはひとつです。前へ」


「遠くから応援しています」


「素晴らしい2025年になりますように」


「絆!!」


「今日も会えて嬉しいを」


「今日の会場の笑顔が届きますように」


「大変ですが応援しています!」


「北海道からお祈りしています。少しずつ笑顔になれる日が増えていきますように」


「能登半島のみなさんが笑顔で毎日を過ごせますように」


「音楽は愛。いつも愛を心に。」


「みなさんが元気でいられますように。いっぱいの愛をこめて歌います」


「コンサートのエールを届けます!」


「遠い北海道からですが、心を寄せています。」


「ぼくの募金が少しでも復興につながりますように」


「元気があればなんでもできる!パワー!!」


「温かい"今"がありますように。たくさん願っています」


たくさんの温かいメッセージをありがとうございました。


能登半島のみなさんに届きますように。



心をいっぱいこめてつくったイベントは


参加してくれたみなさんにとっても


大切な1日になることを知りました。


昨日、最後の募金を受け取り、

チャリティーコンサート、義援金集めも無事に終えることができました。


ここからはみなさまのお気持ちを大切に届けていきます。


届けた団体や活動、支援した金額なども

こちらでお知らせしますので


引き続きよろしくお願いいたします。


本当にたくさんの応援と温かいお気持ちをありがとうございました。


奥平啓太


photo by Keita Okuhira / 楠 勇佑


 
 
 

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